ところで信玄を見てくれ。こいつをどう思う?

すごく…弱いです…。島根大学将棋部OBの信玄さんが気まぐれで更新します。

春中四レポ4

こんにちは。腕に現れる蕁麻疹を見ながらため息をついて今日も長袖を着る信玄です。忙しくなってくるのでいい加減レポ書き上げてしまいます。それでは続き。

 

 

昨晩fine君にバスの時刻表を送ってもらい目覚ましをセットしたまでは良かったのですが、なんと目覚めたのがセットした時間よりも30分後。これやばい・・・となって急いで身支度して出発。バスも電車もギリギリ間に合うとこでしたがバス停を探す時間と天秤にかけ、結局電車へ。山大さんがおられました。最寄り駅についてから僅かな記憶をたどりながら岡大のキャンパス内に侵入。無事会場まで着けました。

 

 

会場についてみるといつも通り眠そう+寝てる島大勢。ほんと毎回思うけどなんとかならんのかいな。組み合わせを見に行くと自分のブロックは初手合いの方ばっかりでした。何指していいかわかんないですが、昨日の反省を踏まえノマ3は使うつもりです。まず予選の初戦は鳥大の榎本さんと。昨日うさぎさんと練習している時に横で見ておられたと思います。戦型は私のノマ3に居飛車穴熊。左銀を△6四に繰り出すと▲6六歩とされたので、袖飛車穴熊に構えました。難しい中盤でしたが使えてなかった金g中央に出向き、眠っていたこちらの角が馬になって穴熊まで効いてきたので優勢に。以下しっかり寄せきって初戦突破です。

 

 

予選通過をかけて二戦目は岡大の藤井さん。▲7五歩と突かれたので少考。最近は全部天守閣袖飛車でしたがそろそろ飽きていたので何をしようか迷いました。こなしすや△3二飛の相三間も魅力的でしたが結局△3二金とあがりきmきm金に。いつも通り指して飛車角を押さえ込んだまでは良かったのですが、そこから楽観したのかひたすら大駒を取りに行くとなんと自玉が狭くなっているという・・・。なんとか勝てましたが冷や汗かいてました。先が思いやられます。

 

 

無事予選通過してお昼はくーらくん、フェルフェンさん、二世さん、北垣さんとすき家へ。いつも通りおしんこセット食べて午後からも頑張れそう。ちなみに島大勢は半数以上が予選突破した様子。大先生も初めて突破。おめでとう。

 

 

トーナメント初戦は岡大の辻井くん。昨日笠見が連れ回していた期待の後輩ですね。沖田先生相手にいい将棋を指していたらしいし、山崎君から強いですよと脅し?を受けていたのでとても緊張しながら初戦を迎えました。

 

 

またもや▲7五歩と突かれたので今度はあまり迷わずきmきm金へ。なんか対局中「あれきmきm金じゃん。」といった声が聞こえ、この戦法も有名になったなぁとしみじみ。昨年使ったときはほとんど知られてなかったですが、やっぱりウォーズのエフェクト効果が大きかったのかな。対局はいつも通り押さえ込んでペースを握り、飛車を殺せそうな局面へ。だかしかし「予選でああなったし、今回はじっくり行こう。」とか思い歩をじっとのばすというらしくない手を指していると、取れそうな飛車に逃げられるわ、角・飛車さばかれるわ、自玉薄いわ(いつも通り)で散々な事に。ほんとなにやってんだか・・・。

依然苦しいまま終盤を迎えどうやってごまかすか。玉頭に小駒設置しながら相手のミスを祈っているとようやくチャンスが巡ってきてなんとか勝ち。しかしこれは・・・・うん・・・・。

 

 

二日目をかけた対局は広大の柄本君と。去年の秋の団体のリベンジ戦ですね。しかし今更ながら団体ほんと負けてますね。いい加減5-0したいんですけど。。。

またもや三手目▲7五歩突かれ(ノマ4党と思っていただけに少し驚きました。)本日三度目登板きmきm金。今回は早めに▲6五歩突かれ角交換されそうなので△4二銀△6二玉△6一金△8二銀のスカスカの陣形へ。正直居玉の方がマシレベル。相手の銀出が遅いのを見て55金と圧迫へ。また、8八の角が浮いてるのもありこの金が活躍しそうな展開に。錯覚したのか6六銀とぶつけてこられましたがこれは6五金と指してこの金が取れない形。向こうの指し手が難しそうだなと思っていると、外野から「またあれやってる」だの、「うっはwww5五金www」だの、「相変わらず気持ち悪い手指してんな」など聞こえてきました。少し脚色入ってるかもしれませんが。はい。

ここで、相手の方にミスがありすかさず咎め駒得+馬引きつけることができ優勢に。今回はちゃんと飛車を殺しにいき、以下手堅く?指せ無事二日目に残ることができました。

 

 

その後松本さん、二世さん、フェルフェンさん、元理事長、fine君、くーら君、ベロニカ君で飲みに行きました。もちろん未成年はソフトドリンクで。楽しく会話できました。松本さんほんと松本さん。詳細はきっと誰か書いてくれると思うのでここでは割愛。ここで明日当たる織田君との戦型に悩んで相談していました。何をさせば良いやら・・・・。ノマ4やってくれるならポンポン桂や淡路流など選択枝はあるのですがKKSはちょっと・・・。決め打ちで鳥刺しもあると思いますがノマ4相手にはほとんどやっていないので自信が・・・。KKSにきmきm金もありますが実戦経験があまりない・・・。え・・・まじで何させばいいんやろ・・・。向こうも悩んでいたらしいですが私も相当悩みました。

結局その場では結論が出ず解散に。私は中高同級生の友人に連絡をつけ、そこに泊まらせてもらいました。向こうも疲れていたのか日付が変わる頃に就寝。久久にまともに睡眠がとれ翌日を迎えることになりました。

 

 

 

次がラストになります。今回はこのへんで。

春中四レポ3

晩なりまして。昨日は先輩とパセロリと境港に海鮮丼食べに行ってました信玄です。はい、それはもう、一日楽しみました。また平日頑張っていきたいと思います。それでは続き。

 

 

どうしようもない岡大戦を迎え、セロリを抜くことになりました。よってオーダーは次のように。

島根 岡山
東 -片山
石部-笠見
濱田-伊藤
白川-岡村
山田-佐野
釣井-山崎
武田-小笠原

自分は小笠原君と。初手合いですね。先手番だったので筋違い角をすると▲4五角に△5四角。

感想戦ではとぼけてましたがこれ知ってました。自分が大学入った頃どうしても飛車が振りたくて唯一中四で筋違い角された際にこれで勝った記憶があります。ただ馬作られるのは大きいので結局やめましたけどね。

そういうわけで馬を作ったのですがこのあとの構想が疑問中の疑問で、せっかく作った馬が狭いわ桂頭が弱いわ玉は薄いわ散々でした。うまく指されたのもありますがこちらの指してのまずいところが目立つ結果に。いいところもなく負かされてしまいました。もういい。次からは角道止めます。

 


東×-○片山
石部×-○笠見
濱田×-○伊藤
白川×-○岡村
山田×-○佐野
釣井×-○山崎
武田×-○小笠原

知ってた(白目)

 

 

 

最終戦は残留をかけて香川と。なお進行がおしてたため、無理言って来てもらっていた石部が帰ることに。これはまぁ仕方がないことですね。痛いですが、元々これない予定だったので今更言っても仕方ないことです。香川の大将が強いかもしれないと噂に聞き見てみると、愛大のN君が高校竜王のトーナメントで当たっていた方でした。・・・石部ならともかくちょっとこれはきつそう。まぁ元々いじれるほど人がいないのもありオーダーは次のようになりました。

 

島根 香川

東 -豊嶋
濱田-梶原
倉坪-白髪
山田-今浜
横山-大上
釣井-増永
武田-細川

 

まぁこんなもんだろう。てっきり増永君と当たると思っていたので外されたのかなと。セロリと私は勝つ前提として、戦型的にガノンは期待できるが後は・・・といったところ。

 

 

さて、私は細川さんと。初手合いですね。4局やって2-2とかいう結果をうけ、筋違いはお蔵入り。もうしない。角道止めてノマ3とかいうエース()を投入。相手の作戦は飛車先決めて腰掛け銀という私がノマ4によくやる作戦に。少し解説すると▲居飛車とすると▲2五歩▲3七桂▲5六銀▲4六歩の形で玉を美濃に囲って、相手に隙ができるのを待って▲2四歩~▲4五歩と仕掛けるという簡単な作戦ですね。ただ今回は三間なので△6四銀型の美濃目指せば作戦勝ちできるやろ~と思ってました。はい。

 

 

本譜は普通に6六歩突かれて高美濃に組まれ予定が崩れ、動揺。何指していいか分からず高美濃+5二銀で飛車動かして待ってました。すると一番いい時に仕掛けられてちょっと不利を自覚。こういう時に玉頭狙うのは常套手段であり、本譜飛車を右に持って行って玉頭勝負を仕掛けました。すると形勢が混沌。難しかったですが飛車をわたして金をもらい、さらにこちらの玉が安全になったので寄せ合いで有利に。以下しっかり一手勝ちになり無事勝つことができました。

途中横を見てましたがパセリの指し手が途中で乱れ優勢の将棋を落としたのはもったいなかったです。ただ馬を引いて自陣に通す手が必要だったので少し見えづらかったかなと。棋力を考えれば仕方ないですが惜しかったです。

結果は次のようになりました。

 

 

東×-○豊嶋
濱田×-○梶原
倉坪×-○白髪
山田○-×今浜
横山○-×大上
釣井×-○増永
武田○-×細川

ガノンが頑張ってくれましたが無念の降級ですね。セロリが接戦で珍しく勝っていたのでよくやったなと思います。結果は残念でしたが初めに言っていた通り予想していたので以前ほどショックは受けませんでした。これを期にみんなの奮起を期待してます。秋は石部さとしふじもんが来れると思うし昇級しましょうね。

 

 

そして懇親会へ。岡大さんは相変わらず元気でしたね。ガノンも元気でした。・・・・流石に他大学の方にどんどんつぐとは思ってませんでしたがw被害に遭われた方、すみませんでした。K見君が後輩二人を連れていたのが印象に残ってます。先輩になったんやなぁと。いろんな方とお話できてよかったです。しいて言うなら同じ高校の後輩に会えなかったのが残念です。あと、沖田先生の個人戦が心配されました・・・^^;;

 

終わってからは一旦ホテルに荷物置いてから何人かでラーメン屋へ。お酒のせいかまったく味がわからず困惑。いやぁ・・・やっぱりラーメンは普通に食べるのが一番ですね。食べてホテルに戻ると、ホテルのお姉さんからネット予約の特典ですみきりとお茶のどちらかもらえることを聞きお茶をもらったのですが、サービスですみきりまでつけられました。流石にもうお酒は・・・ということで会場に持っていくことに。もちろん飲むつもりはなかったですけどね。

 

 

こんな感じで団体戦は終わりました。

続いて個人戦ですが、一日目は金が横に動けたので勝ちました←

とまとめようかと思いましたがせっかくなのでちゃんと書こうと思います。

ではまた

 

春中四レポ2

こんにちは。GWも終わったのに蕁麻疹はまだまだ続いている信玄です。ついに禁酒するように言われ(蕁麻疹の原因のひとつに肝臓が弱ってることがある)楽しみがなくなり絶望しています(´・ω・`)さてさて続き書いていきます。

 

 

初戦まさかの0-7負けで士気は下がる一方でした。ましてや一番勝ちが期待された自分が中盤で角ポロ。情けない。そこに二世さんとはかせさんがこられますます申し訳ないと思う中、一緒にオーダーを考えてもらうことになりました。しかしいかんせん戦力が・・・となり苦し紛れではありますがなんとか決まりました。ここで時間を使いすぎて運営の岡大さん、もとい、森本さんにご迷惑をかけました。すみませんでした。

というわけでオーダー交換になり次のようになりました。

島根 徳島

石部-北岡
濱田-寺谷
白川-賀川
倉坪-佐藤
山田-石原
横山-吉永
武田-安井

初戦いなかった二人の実力者が加わりこれはどうしようもない結果に。石部セロリは勝ちとしてあとがきついか。ただこればっかりはどうしようもなかったと思います。自分の対局は私が先手で筋違いの序盤でしたが、何か錯覚があったのか馬が作れ、さらに王手放置でした。おそらく馬が作られたことに動揺されたのでしょうか。結果一番早い終局でした。

 

ほかの対局はセロリが駒得して優勢に見え、石部はちょっとというかだいぶキツそう。手順は想像できましたがらしい踏み込みというかなんというか・・・。部長は経験の差がもろに出そうな形。デビュー戦のガノンは一目ペースを握っているように見えます。あとはまずまずですね。

 

結果こうなりました。

石部○-×北岡
濱田×-○寺谷
白川×-○賀川
倉坪×-○佐藤
山田×-○石原
横山○-×吉永
武田○-×安井

まぁ想定通りでしょ。仕方ないです。愛媛、岡山と優勝候補と立て続けに当たるので最終戦の香川に絞って休ませるという事も考えないといけなくなりました。

 

お昼を食べて三戦目は愛媛大学。十傑3位の吉武君が抜けてますが、高校竜王B8の西元君、実力者織田君に紙田君、立花君と中々揃っています。正直言ってかなり苦しいですが悩んだ末オーダーは次のようになりました。

島根 愛媛

石部-牧野
濱田-西元
倉坪-吉武
山田-西谷
横山-織田
釣井-酒井
武田-紙田

西元君と吉武君を外すことができ当たりは最善だったと思います。勿論石部・セロリは勝ち計算で、ガノンかパセリに頑張って欲しいところ。え?私?も、も、もちろん勝ち計算でしたよ・・・・。昨年負けているのでリベンジのチャンスが回ってきたことに燃えていました。

 

さて、そういうわけで私は紙田君と。あらかじめ立てていた作戦は三つ。先手なら筋違い角か居飛車にして持久戦、△なら鳥刺しの予定でした。実際は▲76歩△34歩の出だしだったので迷わず筋違い角に。相手の対策が気になりましたがなんと相筋違い角に。完全な力戦になりました。難しく自由な中盤が続き、押したり引いたりの中盤戦で今思えば楽しんで指していたような気がします。周りが気になって見渡すと、横のパセリは必敗。

 

 

ん?

 

 

 

あれ?

 

 

 

ま、まぁいいか。セロリは遠目からなのではっきりしなかったですが串カツに組めた様子。飛車交換できそうな形だったので、これはペースを握ってそう。ますます自分は負けられません(元から・・・)。

自分の対局は、難しい中盤とお別れし、持ち歩を生かして攻めに行きました。結果大駒交換になりましたが、自玉付近の香を取られ自信がない展開に。ここから持ち駒の香、銀を投入して自玉を安全にし(割と苦し紛れ)拾った桂香と持ち歩を使って攻勢に出ると、途中相手の見落としがあり、勝勢になりました。ここから粘られるのは昨年わかっていたことなので慎重に寄せに行き、無事リベンジ達成です。

他を見るとセロリ勝ちに、なんとパセリも必勝形。何があったし・・・。

石部は難しい形勢ですが彼の腕力なら勝つでしょう。むさし、部長は順当に負け。これは仕方ない。そしてガノンは・・・・必勝形。詰み逃してますけど・・・。

結果次のように。

石部○-×牧野
濱田×-○西元
倉坪×-○吉武
山田○-×西谷
横山○-×織田
釣井○-×酒井
武田○-×紙田

オーダーが噛み合ったとは言えこの結果は想定外。降級回避から一歩前進に。少しほっとしました。

次はいよいよ優勝候補筆頭岡山大学。どうしようもない戦力差に最終戦出す予定のむさしセロリを休ませることに。果たしてどうなるのか。

 

今回はこのへんで。次回へ続きます。

春中四レポ1 

おはようございます!長いお昼寝したため目が冴えて夜を明かしました信玄です。ようやく春中四が終わりレポを書こうかなと思いPCで打ち込んでいます。前回の秋中四では諸事情によりレポをお蔵入りしましたが今回は今のとこ大丈夫そう。まぁまだわかりませんが。

 

 

 

いつも通り前日+α談から。今回同回生で主力のさとしとふじもんが参加出来ないことがあらかじめ分かっており、さらに石部もわからない(なんとか無理して来てもらえました)、更には初めてA級に出る子が多いためか部員のほとんどが危機感を持ってない様子という不安要素しかありませんでした。中四を含め一週間前より胃痛(らしきもの)に苦しめられ、更にはストレスによる蕁麻疹まで起こり自分の中で最悪な状態でした。途中厳しめのこと(勿論ほかの大学では当たり前のことですが)を言う場面もあり降級しても驚かないor当たり前といった気持ちで中四を迎えることになりました。これは私にとって初めてのことです。

 

 

金曜日、4コマの講義が終わるとみしまやに部長、ガノン、私、うささんが集合して、幹事会組+αで出発。ガノンのいつも通りのトークをBGMに早めに岡山入り+チェックインを済ませました。部長とガノンが幹事会に行くと、私とうささんは散策へ。晩御飯は麺王にするはずでしたが、とても混んでいたため断念。それより気になったのは高校生がたくさん飲食店にいること。地元ではあまり見ない風景に驚きました。結局晩御飯は駅の中の韓国料理店で。なかなか美味しかったです。少し贅沢もしました。

 

 

ホテルに帰り幹事会組と合流。バス組が到着するまでオーダーの相談へ。今回のあまりにもの層の薄さ+中四の傾向(岡理は除く。理由はわかる人にはわかる。)を考えた結果端に石部と私を置くことに。正直な話私石部セロリを覗くと数人の棋力は横一線。誰がでてもそこまで変わらないのであまり悩む余地はありませんでした。その後バス組が無事到着し恒例の決起集会へ。前日にいうことなんて限られるので、ほんとはもっと言いたいことがあったが少なめに。一応、ここまで来たことで皆それぞれ緊張感を持っていたので一安心。解散したあと普段は寝る組と飲む組に別れるのだが、今回は飲む組には、念を押して飲みすぎないように注意。これで明日勝てなかったなどと言われれば流石に見放すレベルです。

 

 

その後ホテルに戻ったあと布団にまっすぐ入ったが胃が痛くて寝れない。毎度の事だったがここまでひどいのは初めてだった。それに気がかりだったのが隣のセロリが中々寝れそうになかったこと。何度も動く音が聞こえ大丈夫かなと心配するうちに私の意識は途絶えました。

翌朝確認してみるとやはりよく寝れなかったみたい。最上級生にもなればやはり緊張もするのでしょう。おかげでさらに不安要素が増えましたが。

 

 

団体戦当日、私とセロリの長老()組はうささんの車で移動。キャンパス内で迷子というわけのわからないことになりましたが無事に会場に到着。後は団体戦の開始を待つだけに。しばらくしてオーダー交換も終わりいよいよ団体戦が始まりました。初戦の相手は岡山理科大学。ダブルエースが鉄板、更には残られた方に新入生も加わり正直勝つのは厳しい相手。オーダー交換の結果次のようになりました。

島根 岡理

石部-沖田
濱田-山本
白川-小高
倉坪-堤
横山-浅沼
釣井-沖
武田-片山

 

当たり前ですが厳しいあたり。石部が就活等で忙しかったため将棋を指してなかったのあり大将で勝つのは厳しい。勿論終わってみないと勝負はわかりませんが。

自分は片山くんと対局。初手合い。先手だったので中四用に用意していた筋違い角を使うことに。相手の対策は5四に腰掛け銀からの穴熊。25分60秒という時間で穴熊はとても嫌です(勿論早指しでも嫌ですが・・・)。24では相穴をしていましたが、今回は右玉のような陣形を目指すことに。ところがいいタイミングで右四間にされ、好位置に角を打たれ苦戦。長考し勝負手を放った(つもりでした)ところ、相手から「えっ?」という声が漏れました。恥ずかしい話ここでもまだ気づいてなかったのですが、よく見ると角がただで取られてしまっていたのです。これだけ時間のある中で角をただで渡したことに驚き落ち込み自暴自棄になりそうでしたが、こらえ指し手をすすめました。が、当然どうにかなるわけがなく、たださしてるだけで負け。初戦で一番勝つべき自分が負けたことと、普段でもやらないポカを本番でやってしまったことが重くのしかかり申し訳ない気持ちでいっぱいでした。結果は次のようになりました。

 

石部×-○沖田

濱田×-○山本
白川×-○小高
倉坪×-○堤
横山×-○浅沼
釣井×-○沖

武田×-○片山

 

結局チームは0-7で勝敗に影響はしませんでしたが、もうそれどころじゃない。チームの士気が一気に下がったのもわかり、今日一日島大が戦えるか不安になりました。

次回へ続きます。

 

ポナンザ先生の51玉

こんばんは。お久しぶりですね。昨日twitterを見ているとポナンザが有名な学生強豪にトマホークをしているというツイートを見かけました。「中身信玄じゃねwww」とか冗談言われていたので見に行ってみると以下の局面でした。

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ちなみに先日さした24の局面はこれです。

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完全に一致。この51玉は私の研究手でした。手損ですが飛車を振りなおして攻めに使う手です。24では何度も指してきましたが実践では一度も現れませんでした。

さてというわけでこれ以降私が使うとポナ先生の二番煎じになるわけですね。以前も似たようなことがありました。今年の部誌にこの戦型を書いた際に「77飛車・きmきm金と部誌に書いた戦型が有名になりましたね。ひょっとしたらこれも・・・」といったことを書いていましたがほんとになりましたね。予想よりはやかったというか想像していなかったので参りました。しばらく呆然としていました。

 

 

 

一応おちついたのでこうして書いているわけですが、冷静に考えてみるとポナンザ先生はその局面その局面を新鮮に見え考えているわけでそれが最善なはずです。つまり私のひねり出した手はポナンザの思考と完全に一致したということですね。そう考えると少し自信が出てきました。自分の発想は間違ってなかったと。ただ大舞台で指せなかった自分の棋力を呪います。

この手を考えるにあたって、75歩までの局面は二世さん(仮名)に初めて指されました。当時は違う対策をとっていたのですがなかなかうまくいかず試行錯誤の毎日でした。72銀52金左を入れて64歩~74歩が第一案でしたが先手の場合と比較すると穴熊が完成してしまうのでうまくいかない。その結果たどり着いたのがこの51玉でした。ネットを通じて色々な方に見てもらい好感触を得て今に至ります。自分の理想とは違いましたが結果この手を認めてもらったようなものなので(しかもポナンザ先生の快勝)今ではとても嬉しく思っています。

 

 

 

ブログ更新は久々でしたがまさかこのようなことを書く事になるとは思いませんでした。100万円チャレンジは、ポナンザの強さを実感する将棋が多く、トマホークや77飛車も見れましたし楽しい企画でした。ソフトの発想にはいつも驚かされますが昨日より驚くことはもうないと思いますwこれを機にほかの穴熊対策や他の戦型に手を出そうかなと考えています。将棋に関してですが、研究に満足して最近怠惰な生活を送っていたのでこれはいいチャンスだと思いました。気が向いた時にまたブログなりtwitterなり書いていこうと思います。 

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします(明けて一週間が経つんですがそれは)

というわけで昨日から無事講義も始まり、きちんと1コマから行くことができました。・・・まぁ予想通り人は少ないですが来週からは大丈夫でしょう!・・・あれ?来秋月曜日ないやん。あ、木曜が月曜日日程だっけ?確認せねば・・。

 

 

HK

みなさん今年の目標たてられてるみたいですが自分はどうしましょうね。

将棋に関しては年が明けるまでに書いたのでそれ以外。

とりあえず病気にならないことと、中四の前後で休まないこと。これですね。

まいどまいど中四が終わるたびに寝込んでるんじゃダメですよ。今年は四年目ですしね。

 

 

うーん・・・終わってしまった。書く事が・・・

 

 

あ、そういえば昨日課題しながら24見てたんですがタブトップで興味深い棋譜がありました。対局者は某学生名人と某生主の強豪さんですね。戦型はトマホーク!さらに30手目まで見たことがある進行。先月末にお二人が先後逆で同じ形を指していた・・・だけでなく、なんと私の学名での棋譜と同じ進行だったのです(30手目までは)。31手目で開戦された先手がうまい構想を描き完勝。見ててにやつきました。こういう将棋を指してみたいですね・・・。

 

 

棋譜貼っておくのでぜひ堪能してください!

それではまた。

 

 

一年を振り返る ラスト

さて残りの下半期を振り返ります。あ、言うまでもないですが将棋に関することだけですよ。将棋以外を含め出すとキリがないのと、私の心にダメージががが・・・・。

 

 

西日本が無事終わり次の目標は秋中四。団体は優勝が目標です。当然個人も十傑出場が目標になるはずでした。が、実際は個人戦は出場しなかったです。これに関しては最もらしい言い訳をいくつかしていましたが、実際のところ一番の理由は春に学名に出たことが関係あります。

学名にでて思ったのは、ここの将棋は自分の将棋と次元が違うということです。私の将棋は24のRを上げるため・・・は言いすぎですが、24で上げやすいような、悪く言えば団体では採用したくない、長い持ち時間では通用しないそんな将棋です。なんでこうなってしまったかはわかりませんが。これに持ち前のメンタルの弱さが合わさればそりゃお門違いってもんですね。

私なんかが出てはいけなかった。何度思ったことでしょうか。ずっとそればっかり考えていました。いろんな人に慰めてもらって、いろんな人に応援してもらって、しかし結局は一回戦でボロ負け。勝負にすらならなかった。大会後、ネットで知り合った友人達と遊びましたがそれが本当に助けになりました。まっすぐ帰っていたらどうなっていたかわかりません。

まぁつまり学名で心が折れてあの舞台に立ちたくないという逃げの気持ちが一番の理由だったのです。別に中四に出れば代表になれると言ってるわけではないです。可能性を自分から消したということです。まぁこんな姿勢だったからあの結果だったのですね。優勝すると宣言して有言実行した中四名人や、高い向上心を持って結果を出し続けた準名人とは雲泥の差です。

 

 

というわけで秋中四。

初戦広島大学 4-3

低い志の中でもまぁ4-1ぐらい出来るやろと思っていたのがその時の自分です。さて初戦。序盤二十手ぐらいではっきり優勢に。ここまでは予定通り。丁寧に指して完封狙おうとすると、ぴったり王手になって手番をわたしたり、取れるはずたった駒に逃げられたりほんとに何をやっているかわからないことに。挙句角が落ちました。こんなんで勝てるわけがない。・・・まぁチームは勝ててよかった。しかしこれで完全に心が折れました。弱いですね、私。

 

二戦目香川大学 4-3

落ち込みながらも香川戦。戦型は24でよく相手する石田流。逆にそれが良かったのかいつも通り袖飛車して(なにげに団体戦で居飛車するのは初めて)勝ち。チームも事故ひとつにまとめて勝てました。

 

三戦目岡山理科大学 4-3

オーダーは完璧。なお相手は元学生準名人。しかし相振りと先手石田の対策だけは積んできたので何とかする予定でした。そう居飛車を指されるまでは。

まぁ自分が対石田を一通り指せるように向こうも指せましたよね。機敏に仕掛けて良くなったものの安心してすぐ悪手を指し、混沌としたまま終盤に入り自力で負け。

 

四戦目愛媛大学 3-4

戦犯。戦犯。戦犯。戦犯。戦犯。

対局態度ゴミ。最後まで美しく指すべき。対局中に叫ぶとかありえない。

例え駒を打ち間違えて必死のはずが、かかっていなかったとしても。

 

五戦目岡山大学 3-4

あまりのことに一気に力が抜けたのが良かったのか少し冷静でいられたのかもしれません。いや遅いけど。相振りでいつものように仕掛けると、相手の陣形が悪く優勢に。そのまま勝ち。

 

結果3-2で三位。個人成績は2-3。4-1ぐらいいけるってほんと舐めてますよね。

 

 

 

流石にこたえた。ついでに運転の疲れも重なって一週間寝込んだ。

その後リアルの大会はほとんど出ず。鳥大との定期戦は個人戦出ずに帰る。今年最後の大会は言い訳できるよう筋違い角onlyで、案の定某I氏に負けて代表逃す。

 

 

 

 

あれ?もう終わりですかw

結局下半期は中四だけでしたね。中四が終わって以降は本当に何もなく、また将棋に関して目標がなく、中途半端な状態。そんなままで今年を終えようとしています。

そんな時ふと思ったこと。来年で今の中四名人は卒業されてしまいます。春の中四で実際に対局して、その強さ、紳士さに衝撃を受けた相手。私は彼がいるうちに中四名人になりたい。これを今後の目標にします。将棋の要素一つ一つ取り出せば、私は絶対彼にかなわないでしょう。春中四まであと4ヶ月。短い。秋中四までは10ヶ月。これでも短い。それでも、来年の秋の中四国が終わった時に、例え結果が出なかったとしても、後悔だけは、したくない、しないように将棋と向き合っていきたいと思います。以上!

 

 

今年更新するのはこれが最後です。来年もポツポツ更新していくのでよろしくお願いします。それでは良いお年を