ところで信玄を見てくれ。こいつをどう思う?

すごく…弱いです…。島根大学将棋部OBの信玄さんが気まぐれで更新します。

春中四レポ2

こんにちは。GWも終わったのに蕁麻疹はまだまだ続いている信玄です。ついに禁酒するように言われ(蕁麻疹の原因のひとつに肝臓が弱ってることがある)楽しみがなくなり絶望しています(´・ω・`)さてさて続き書いていきます。

 

 

初戦まさかの0-7負けで士気は下がる一方でした。ましてや一番勝ちが期待された自分が中盤で角ポロ。情けない。そこに二世さんとはかせさんがこられますます申し訳ないと思う中、一緒にオーダーを考えてもらうことになりました。しかしいかんせん戦力が・・・となり苦し紛れではありますがなんとか決まりました。ここで時間を使いすぎて運営の岡大さん、もとい、森本さんにご迷惑をかけました。すみませんでした。

というわけでオーダー交換になり次のようになりました。

島根 徳島

石部-北岡
濱田-寺谷
白川-賀川
倉坪-佐藤
山田-石原
横山-吉永
武田-安井

初戦いなかった二人の実力者が加わりこれはどうしようもない結果に。石部セロリは勝ちとしてあとがきついか。ただこればっかりはどうしようもなかったと思います。自分の対局は私が先手で筋違いの序盤でしたが、何か錯覚があったのか馬が作れ、さらに王手放置でした。おそらく馬が作られたことに動揺されたのでしょうか。結果一番早い終局でした。

 

ほかの対局はセロリが駒得して優勢に見え、石部はちょっとというかだいぶキツそう。手順は想像できましたがらしい踏み込みというかなんというか・・・。部長は経験の差がもろに出そうな形。デビュー戦のガノンは一目ペースを握っているように見えます。あとはまずまずですね。

 

結果こうなりました。

石部○-×北岡
濱田×-○寺谷
白川×-○賀川
倉坪×-○佐藤
山田×-○石原
横山○-×吉永
武田○-×安井

まぁ想定通りでしょ。仕方ないです。愛媛、岡山と優勝候補と立て続けに当たるので最終戦の香川に絞って休ませるという事も考えないといけなくなりました。

 

お昼を食べて三戦目は愛媛大学。十傑3位の吉武君が抜けてますが、高校竜王B8の西元君、実力者織田君に紙田君、立花君と中々揃っています。正直言ってかなり苦しいですが悩んだ末オーダーは次のようになりました。

島根 愛媛

石部-牧野
濱田-西元
倉坪-吉武
山田-西谷
横山-織田
釣井-酒井
武田-紙田

西元君と吉武君を外すことができ当たりは最善だったと思います。勿論石部・セロリは勝ち計算で、ガノンかパセリに頑張って欲しいところ。え?私?も、も、もちろん勝ち計算でしたよ・・・・。昨年負けているのでリベンジのチャンスが回ってきたことに燃えていました。

 

さて、そういうわけで私は紙田君と。あらかじめ立てていた作戦は三つ。先手なら筋違い角か居飛車にして持久戦、△なら鳥刺しの予定でした。実際は▲76歩△34歩の出だしだったので迷わず筋違い角に。相手の対策が気になりましたがなんと相筋違い角に。完全な力戦になりました。難しく自由な中盤が続き、押したり引いたりの中盤戦で今思えば楽しんで指していたような気がします。周りが気になって見渡すと、横のパセリは必敗。

 

 

ん?

 

 

 

あれ?

 

 

 

ま、まぁいいか。セロリは遠目からなのではっきりしなかったですが串カツに組めた様子。飛車交換できそうな形だったので、これはペースを握ってそう。ますます自分は負けられません(元から・・・)。

自分の対局は、難しい中盤とお別れし、持ち歩を生かして攻めに行きました。結果大駒交換になりましたが、自玉付近の香を取られ自信がない展開に。ここから持ち駒の香、銀を投入して自玉を安全にし(割と苦し紛れ)拾った桂香と持ち歩を使って攻勢に出ると、途中相手の見落としがあり、勝勢になりました。ここから粘られるのは昨年わかっていたことなので慎重に寄せに行き、無事リベンジ達成です。

他を見るとセロリ勝ちに、なんとパセリも必勝形。何があったし・・・。

石部は難しい形勢ですが彼の腕力なら勝つでしょう。むさし、部長は順当に負け。これは仕方ない。そしてガノンは・・・・必勝形。詰み逃してますけど・・・。

結果次のように。

石部○-×牧野
濱田×-○西元
倉坪×-○吉武
山田○-×西谷
横山○-×織田
釣井○-×酒井
武田○-×紙田

オーダーが噛み合ったとは言えこの結果は想定外。降級回避から一歩前進に。少しほっとしました。

次はいよいよ優勝候補筆頭岡山大学。どうしようもない戦力差に最終戦出す予定のむさしセロリを休ませることに。果たしてどうなるのか。

 

今回はこのへんで。次回へ続きます。