ところで信玄を見てくれ。こいつをどう思う?

すごく…弱いです…。島根大学将棋部OBの信玄さんが気まぐれで更新します。

7七飛車戦法

こんにちは。久しぶりの投稿です。
ニコ生関係では某生主で、山陰では私(だったらいいな)で有名な7七飛車ですが(blogのネタがないので)これを使うようになった経緯を振り返ろうと思います。


きっかけは多々ありました。高校の大会で飛車先を決められてからの棒銀にうろ覚えの定跡で負かされた事。ノマ3対振り右玉で完敗されそうになった事。鳥刺しに負けたこと。いずれも7五歩さえつければと思っていました。


そして高3時の全国大会を終えて、このままじゃ勝てないと強く思うようになりました。
どうやったら飛車先突かれても石田流に出来るのだろう、、、。受験勉強しながらそんな事考えていました。


間接的にきっかけとなったのは東大将棋と遊んでたときに先手の私の升田式石田流に対して5四角と打たれ7七飛車と引き、8筋の歩交換に8七歩とおさめた局面。7七飛7八金の形を見ていると頭に浮かんだ明らかに将棋の手ではない構想がありました。それが5手目7七飛車なのです。



以来受験勉強のかたわら研究し続けました。同級生の二人にも相談しながら構想を固めある程度形になったのは大学入学前。5月頃には大会で初投入。1ー1とまずまずの結果でした。




というわけで今回はここまで。次回は入学後の推移と有力な対策に触れます。